2018年01月21日

長谷川潔

長谷川潔 マニエール・ノワールの作品が入りました。
葡萄とオレンジと静物を描いた、モダンな作品です。

この、「マニエール・ノワール」別名でメゾチントとも呼ばれる技法。
真っ黒い世界から 密やかに白い光の部分をさぐりあてていく
繊細な作業で製作されます。

まず、銅板面に腱鞘炎をおこすほど 細かで微妙なキズを
規則正しく正確に 幾方向にも刻み続ける作業。
その作業の後、スプーンの背のようなつるりとした道具で
刻んだ線をつるつるに潰していく。

その繰り返しで 柔らかで繊細な 黒の世界が出来上がります。

また、銅版画は その面に刻んだ細かな彫り跡に詰めたインクを
プレス機で紙に移しとるため
プレスの度に 彫り跡が浅くなることもあり
制作枚数が限られます。

同じ作品であっても インクのふき取り加減で
微妙に濃淡も異なることもあると思います。

銅板作品は、銅板の厚さ・サイズ選びからはじまり
そして画面構図はもちろん
インク選び、インクの柔らかさ、インク載せ
すべての工程が作家一人で行われることが多く
1点1点に、作家の想いが凝縮されているように感じます。

超技法の長谷川潔の世界を感じてください (*^^)v
作品は画廊に展示されています。

市川たけよ

posted by 市川 at 14:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月14日

日曜美術館アートシーン

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東京国立近代美術館で開催中の「熊谷守一 生きるよろこび」展にあわせて、
本日、NHK日曜美術館アートシーンにて、熊谷守一展の紹介が放送予定です。

お知らせが遅くなってしまい、今朝の放送は終わってしまいましたが、
今夜20時よりNHKEテレで再放送が予定されています。
http://www4.nhk.or.jp/nichibi/357/

5月公開の映画「モリのいる場所」で熊谷守一役を演じられる山ア努さん、東京国立近代美術館の蔵屋学芸員が熊谷守一作品の魅力を語られます。
日曜美術館再放送は20時から、アートシーンは20時45分からの放送です。

尚、柳ケ瀬画廊でも「新春逸品展」を引き続き開催しております。
熊谷守一、棟方志功、安井曾太郎、須田国太郎、三岸節子など、近代洋画を中心に18点展示中です。
こちらも皆様の御清鑑を心よりお待ちしております。


柳ケ瀬画廊 市川瑛子
posted by 市川 at 17:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月04日

目の眼

古美術・骨董をメインにした月刊誌「目の眼」2月号は、熊谷守一特集です。
この月刊誌は、創刊から50年の歴史ある月刊誌で
白洲信哉(しらすしんや)氏が編集長をされてらっしゃるそうです。

白洲信哉氏の 祖父母は、白洲次郎・正子さんでいらっしゃるので、
熊谷守一先生作品には 特別な思い入れがあるおありかと感じながら
何度も読み返しました。
毎年 熊谷守一関連の本が出版されていますが
この月刊「目の眼」は とても新鮮で興味深い内容でした。

目の眼『書と墨絵』紹介 最初のページ「つる千年かめ万年」を書いている熊谷先生の写真が
大きく掲載されています。
この書は10年ほど前に、弊社がお客様にお納めした作品です。

弊社では 熊谷先生の 書と墨彩画の作品を
毎年3月に東京で開催されます アートフェア東京出展に向けて集めております。
現在、三十点程作品を在庫いたしております。
お探しの方がございましたら、お声がけいただけますとありがたいです。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

市川たけよ






posted by 市川 at 16:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月01日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

柳ケ瀬画廊は1月3日(水)まで冬期休廊とさせていただきました後、
1月6日(木)より「新春逸品展」を開催致します。

今年の逸品展では、熊谷守一の油彩画を中心として、
安井曾太郎、児島善三郎、須田国太郎、三岸節子、平櫛田中など、約20作品の展示を予定しております。

本年も変わらぬご交誼の程、よろしくお願い申し上げます。
皆様のご来廊をお待ち申し上げております。


柳ケ瀬画廊 市川瑛子
posted by 市川 at 10:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする