2018年09月02日

岸田劉生 白樺 表紙絵 麗子を描いた作品

現在開催の展覧会 出品作品からご紹介させていただきます。

岸田劉生 白樺表紙絵 (麗子像の図)

画廊の真ん中に展示しています。

昭和13年「白樺」1月号から12月号までの表紙絵として描かれた作品です。
玩具のようなものを手に持ち、可愛らしく笑う麗子が描かれています。

この作品の面白いところは、裏面にも作品が描かれているところです。

中央に丸い玉を持った女の子の姿が描かれていて、「現代三十三人集 有島武郎 志賀直哉 共編」
のタイトルもあります。

裏と表に 本の表紙絵を描いた作品です。

せっかくですので、額縁を工夫して 両面鑑賞できるようにいたしました。
裏面もご覧になりたい場合は、お声がけください (^−^)

岸田劉生は 麗子像で有名ですが、
私は 油彩画作品「道路と土手と塀(切通之写生)」が大好きです。
作品の前に立った時、自分が絵の中に吸い込まれていくような感覚と
土の匂いと空気を感じて しばらく作品の前から離れられませんでした。
お薦めの作品です。

余談ですが、麗子のモデル 岸田劉生の娘さん (岸田劉生のお孫さん)にお会いしたことがございます。
東京芸術大学大学院 油彩画専攻の画家で、山梨県にある 清春白樺美術館 館長 岸田夏子さんでもいらっしゃいます。
お母さまがモデルの麗子像の面影を受け継いだ、綺麗な女性でいらっしゃいました。

お時間がございましたら 作品をご覧ください。

市川たけよ




posted by 市川 at 16:28| Comment(0) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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